社会人一年目の再燃と退職 〜働けるはずだったのに。〜治療編④

治療編

 

「働けるはずだったのに。」

社会人になれば、もう大丈夫だと思っていました。

高校時代の再燃や入退院。

その後の治療。

いろいろあったけれど、乗り越えてきたつもりでした。

だから今度こそ、

ちゃんと働ける。

ちゃんと社会人としてやっていける。

そう信じていました。

けれど現実は、思い描いていたものとは少し違っていました。

最初の職場は大きな病院。

リハビリの同期は約15人。

その中で、自分は決して仕事ができる方ではありませんでした。

直属の上司から厳しい言葉をいただくこともあり、

休みの日に連絡をいただいて指導してもらうこともありました。

今思えば、成長を願ってのことだったのかもしれません。

でも当時の自分には、余裕がありませんでした。

患者さんのためにと選んだ仕事なのに、

いつの間にか

「怒られないようにすること」

そればかりを考えていました。

理想と現実のギャップ。

焦り。

自信のなさ。

そして、身体は正直でした。

半年ほど経った頃、再び下血が始まりました。

「社会人なんだから、簡単に休むわけにはいかない」

そう思って無理を続けましたが、

心も身体も少しずつ限界に近づいていきました。

仕事を休む日が増え、

同期との差を感じ、

高校時代に打ち込んでいたサッカー部での記憶がふと蘇りました。

また病気のせいで置いていかれるのかもしれない。

そんな思いの中で、

最終的に選んだのが退職でした。

あのときは、正直つらかった。

「働けるはずだったのに。」

その気持ちは、今でも覚えています。

でも、あの退職があったから

時間が経った今、思うことがあります。

あの退職は、決して逃げではなかったということ。

あれ以上無理を続けていたら、

もっと長い時間、立ち止まることになっていたかもしれません。

退職後、改めて治療と向き合い、

そして働き方についても考え直しました。

「普通に働けること」を目標にするのではなく、

「自分に合った働き方」を探していくこと。

病気があるからこそ、

無理をしない選択も必要なのだと、少しずつ受け入れられるようになりました。

退職は終わりではありませんでした。

それは、自分の人生をもう一度組み立て直すための時間だったのだと思います。

STパパ
STパパ

不足しがちなビタミンは補うように意識しています。

抗炎症作用も含まれています。

 

 

次回は、退職後の治療と転職について書いていきます。

働き方を変えるという選択が、

どのように少しずつ希望につながっていったのか。

ここからが、新しいスタートでした。

⭐️治療編⑤|退職後、もう一度治療と向き合う ― 立て直しの時間

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